Black African Lives Matter Too: Silenced Voices of African Asylum-Seekers in Japan

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先進国として知られる日本は、他国と比べて「人種差別」に関する議論に参加せず、例外として扱われてきました。例え日本における人種差別が議論されたとしても、それは一時的な出来事として扱われることが多いです。しかし、日本での人種差別問題は、他の国々と変わらないほど深刻です。

日本における人種差別について、海外のメディアや日本を訪れたことのある外国人があまり語らないのは、日本人が差別的な行為を犯す際、目立たない形で行うからだと思います。

職場での人種差別

日本で黒人がいわゆるホワイトカラーの仕事に就くことは非常に難しいとされています。英会話講師を一つの例として取り上げたいと思います。採用されがちな人種は、まずは欧米の白人から始まり、次に欧米の(黒人を含む)有色人種、その次にインド・パキンスタン・フィリピンなどの英語圏の人、そして最後に黒人アフリカ人、という階級的なシステムになっています。多くの採用担当者は求人募集を行う際、その前提条件の一部として、講師の出身国を白人が多く居住する国に限定する場合があります。この条件によって教員免許や経験を持っているにも関わらず、アフリカやカリブ海出身者の応募を制限していることなります。

応募の中から合格者を選抜する際、最初に白人の教師が選ばれます。最後の手段として黒人の応募者に目が向けられるのです。このような「人種の階級制度」によって確立されたシステムのせいで、黒人にとって英会話講師のようなホワイトカラーの仕事に就くことは難しい状況です。

私自身も工場の仕事に疲労し転職を考えていた際、英会話講師として働く黒人のアフリカ人に就職の過程を教えてもらうために連絡をしました。彼に「期待しない方がいい。履歴書がどれだけ素晴らしくても、日本で教育分野の仕事に就くには競争率が高く、採用担当者は僕ら(黒人)よりも白人を採用したがる」と言われました。

とても落ち込みましたが、それでも私は応募しました。これは私にとって再度「日本のシステム」の中にいることを思い知らされた出来事でした。日本人はアフリカ出身者の英語をネイティブとは考えておらず、欧米的な訛りを持っている国の人を好むのです。

黒人の多くが生き延びるためには、ブルーカラーの仕事に就かざるを得ませんが、それは簡単なことではありません。工場や建設現場、その他の3K(きつい、汚い、危険)の仕事に就いています。仕事の内容から日本人の上司の扱いまで、多くの苦難に直面します。場合によっては、怒鳴られたり、国に帰れと言われたりすることもあります。上司からだけでなく、日本人と肌の色が似ている同僚からも同じように差別を受けています。

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裏切りとひやかし

日本に来たばかりの頃は、中国人と韓国人の同僚と一緒に倉庫で働いていました。黒人の同僚もいましたが、黒人の方が下っ端として見られていて、いつも難しい仕事を与えられていました。中国人の同僚の中には、些細なミスを探しては上司に中傷的な嘘をつき、いかにも上から目線で扱われることもありました。私たちが日本語で言い返せない、自分の意見をはっきり伝えられないがことがさらに問題を悪化させることもありました。しかし、私はそのプレッシャーに耐えながら、日本人、中国人、韓国人の同僚とある程度仲良くなれました。

ある日、日本で生まれ育った韓国人の同僚ジョーからランチに誘われました。当時の私は新しい仲間と一緒に食事をし、関係を築く重要性を感じていました。

ランチの最中に、中国人の同僚ワンから「春日部で会おう」と電話があり、電車に乗りました。私は日本に来たばかりで、日本語で「私の名前はユキです」と言うのがやっとでした。それを知っていたジョーは、日本語で「タイシュウクサイ」と言って笑ったので、私はその意味を知りたくなりました。尋ねてみると「あなたはいい男だ」という意味だと教えてくれました。同じ電車に乗っていた女学生はそれを聞きながら大声で笑い始めました。

ジョーは続けて「ワタシワタイシュウクサイ」というフレーズを教えてくれました。私が言うたびに、女の子たちは大笑いしていたので、何かおかしいなと思いながらも、「何か面白いことを言っているだけかもしれない」と自分に言い聞かせていました。

ジョーは電車に乗っていた日本人男性に私のことを指差して「タイシュウクサイ」言いましたが、その男性のとても不愉快そうな顔をしていました。それでも私は新しく覚えた言葉をいい続け、忘れないようにしました。 翌日、日本人の同僚の鈴木とワンに会った時、意味を聞いてみました。彼らは「体臭くさい」と言っているのだと教えてくれました。 私が純粋に尊敬している人に、動物のように馬鹿にされ、ひやかされていたのです。このようなことは、社会的地位の低い黒人が日本人だけでなく、日本に住む白い肌を持つ他の外国人からも受けている差別的行為のほんの一端に過ぎません。

私は最近、Discover Deep Japanで働くようになるまで、このような不快な経験をたくさんしてきました。Discover Deep Japanのツーリズムマーケターとして、私は社会問題に目を向け、黒人マイノリティのみならず差別を経験するすべてのマイノリティの人々をサポートする機会を得ました。

私の経験や考えを日本人や世界中の人々とこのような記事を通して共有することが、日本だけではなく多くの国が抱える「隠されている人種差別問題」を解決するための一歩になればと思っています。あなたはこの問題を解決するために何をしていますか。

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